自然学園 学園ブログ

7月13日・14日は自然学園中学部での初めての宿泊行事でした。
それぞれが期待と不安を持って当日を迎えたように感じます。
高校生や大学生と一緒に活動することは、普段の学校生活でも
あまり経験がないことだったので、戸惑っている生徒もいたかも知れません。

それでも、現地で最初に行われた高校生との球技大会（ドッジボール）では、
なんと「中学生と女子の合同チーム」が優勝！！
みんなで協力して結果を残せたということが素晴らしく、
このサマーキャンプの二日間が良いものになると思わせてくれる
合宿の始まりでした。

思った通り、バーベキューでは配善係りとして積極的に働いてくれて
そんな後ろ姿を見て、４月からの数カ月の間に
成長しているんだなぁと感じて嬉しくなりました。

人と関わることに対して、少し憶病な部分を持つ生徒達でしたが、
サマーキャンプを通して新たな人間関係を作ることも出来ていました。

多少ぶつかってもいいこれからも怖がらず
人にぶつかっていけるようなみんなになってほしいと願っています。

中学部初めての宿泊学習でしたが、大きなケガもなく
キャンプ全体の流れにもきちんと参加ができ、
本当に良い体験が出来た一泊二日でした。

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起床は6時半。しかし、女子は5時半には全員起きていました。
このサマーキャンプではクラスメートだけではなく、
部屋内での交流や助け合いが見られました。
山梨県少年自然の家では布団のたたみかたにルールがあり、
みんなで協力しながらシーツやふとんをたたみ、運んでいる様子は
とてもほほえましいものでした。

部屋の掃除後は朝食です。
朝食を食べながら、体育、キャンプファイヤーでの
パフォーマンスの表彰式が行われました。

いよいよ最後のイベント、ハイキングです。









みんなリタイヤなしで乗り切れました。
でも、途中で頑張りすぎてバテてしまった子も…。
「みんなで参加したかったから。」という言葉にホロリとしてしまいました。
約3キロのハイキング。やっと目的地に着いたときに、一人の生徒が

「ありがとう。みんながいなかったらつまんなくて、暑くて、
　途中でリタイヤしていたと思う。」

感謝の気持ちを述べていた姿を見て、来て良かった、と実感しました。

このサマーキャンプは、学年の枠を超えて交流を持つ機会がたくさんあり、
ひとりひとりのいいところがたくさん見えました。
帰りのバスではみんなぐっすり。あっという間の1泊2日でした。
楽しかったこと、辛かったこと、不自由だったこと、イライラしたこと、
いっぱいあったと思います。
でも、普段体験できない様々なことが経験でき、
きっとこれからの生活で活かせていけることがたくさんあるはずです。
教職員にとっても学校生活では知り得ない
みんなのいろいろな顔を知ることができた貴重な1泊2日でした。

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集合は朝8時半。
いつもより一時間もはやい待ち合わせでしたが、
遅刻者もなく、参加者は全員元気に時間前に集合していました。
バスに乗り込み、4時間もなんのその。
バス酔いで気分が悪くなる子もいず、順調な滑り出しでした。

山梨県少年自然の家についたら入所式。
布団のたたみかた、館内のルール、施設について学びました。
その後は、着替えて体育。バレー・ドッヂボールを
各チームごとに別れて行いました。
バレーボールは専門の方にお越し頂き、やさしく教えてもらいました。

体育が得意な生徒ばかりではないので
「とりあえずやってみよう」「見ること・応援することも参加」を合言葉に
トーナメント制で各チームごとに試合をしました。
結果は女子・中学生チームが見事優勝！
暑い中、汗を流しながら声をかけあっている姿が印象的でした。

体育の後は、野外炊事。
バーベキュー・焼きそば・スープを作りました。
面接の研修が終わった大学部と合流し、みんなでご飯をたべます。
運動をしたあとだということもあり、生徒たちはもりもり食べていました。

野外炊事後は入浴。その後は、キャンプファイヤーをしました。
それぞれのクラスで歌を歌いました。
みんなの前で自分を表現できる場所があり
勇気を出したこと、夢中になってうたったこと、
終わった後の満足感・達成感、緊張して恥ずかしいと思う気持ち…
普段の生活では味わえない気持ちをみんなで味わえたことが
サマーキャンプに行ったという行動の、
いいスパイスになるのではないかなぁ、と思います。
ちなみに結果は１－Ａが1位。２－Ｂが2位。２－Ａが3位でした。
結果よりも、他のクラスのこの発表時にも火が消えないようあおいだり、
枝をくべてくれている生徒たちの様子が素敵だな、と思いました。

キャンプファイヤーの後は就寝準備。
見回りをしているときにふと思いました。
学校行事は、『何を』するかももちろん大切ですが、
『誰と』するか、がとても大切です。
仲間のことをよりよく知り、笑いあい、助け合う―
これらのことがサマーキャンプを特別にし、
コミュニケーションの大切さ、自己コントロール、社会のルールなどを
意識せずに学べるよい機会になったのではないかと思います。

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今年は、７月25日(月)～29日(金)、８月１日(月)～５日(金)を前期、
８月15日(月)～19日(金)、８月22日(月)～26日(金)を後期として
前期・後期、各コース10回ずつ開催いたします。
※コースによって若干回数が異なります。

■小学生コース
推論したり、置き換えて考える、イメージづけて覚える、
などの認知の困難さを抱え、
低学年の基礎学習からつまずいている子供達の為のコースと、
個々の教科的認知のつまずきに対応する為のコースとして、
国語・算数ともに苦手特訓コースを設けました。

■中学生コース
該当学年の進路を念頭に置きながら、
その内容に到達できる基礎力を子供たちの理解しやすい説明の仕方、
提示の仕方、回答方法の工夫、イメージのつきやすい覚え方を
取り入れたグループ学習をすすめていきます。

また、学年の域を問わない弱点克服講座として
A・Bのコースを設けました。
基礎から精神的な負担を少なくして、
楽しく学習効果が上がる内容となっており
若干後期のほうが難しい内容となっています。

■入試対策コース(中学３年生向け)
公立高校進学、私立高校進学希望の生徒を対象にした
高校入試対策コースや、
特別支援教育を必要とする子供達の適性と現状を踏まえた、
より現実的な進路選択として
中３高等養護学園入試対策コースもご用意しました。

■たけのこコース（未就学児3、4、5歳向け）
学習の基礎となる課題や
ソーシャルスキルトレーニングに繋がる課題を
グループで楽しく取り組めるコースです

■アートコース
絵画や紙粘土など、楽しく手を動かすためのコースです

ご不明な点や、より詳細な授業内容のお問い合わせは
自然学園048-733-8282までお願いいたします。

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先日、小学部はクワガタ虫採りに行ってきました。
虫かごと虫取り網を車に積んで、いざ林へ。

クワガタのいそうな木は樹液の跡で見分けるとのこと。
まず木の幹を観察し「ここだ！」という木の根元をそっと掘りました。

すると、かわいいコクワガタが！！
その後もクワガタの集まりそうな木を探して
林を探索し、虫かごいっぱいのコクワガタが捕れました。

他にもモンキチョウやトンボ、クロアゲハも発見し、
虫が大好きな児童は勿論、虫捕り初体験の職員も大興奮。
大満足な１日でした。

捕まえたコクワガタは児童が自宅で飼育することになり、
いまは「卵うまないかな～」と毎日楽しみにしています。

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