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自然学園 学園ブログ
バンブー教室 じゃがいも堀り
6月1日にバンブー教室の児童生徒対象に、
じゃがいも掘り体験が行われました。

今回もたくさんの児童生徒の皆さんが
参加してくれました。

当日は、青空が広がり、
絶好のじゃがいも掘り日和!
みんな、「たくさんとれるかなー」と、
ドキドキわくわくの面持でした。

みんなで仲良く、畑まで車でいき、
着いた畑で荷物を降ろしていると、
高学年のお兄さんたちが、
率先してお手伝いをしてくれました。
普段の様子とは違い頼もしいお兄さんたちの
働きにとても嬉しい気持ちになりました。

畑では、農家の方に、掘方の説明を受け、
早速じゃがいも掘りをスタートさせました。

みんなでじゃがいもを掘っていると、
コロコロ、コロコロ、
おっきなじゃがいも、小さなじゃがいもと、
ざまざまなじゃがいもが出てきて、
みんな大喜びでした。

また、今回は、農家の方のはからいで、
じゃがいものおまけに、
カブ取りもさせていただきました。

みんなは、じゃがいもにカブに、
たくさん収穫できて大喜びでした!

普段の授業とは違い、
さまざまな表情を見れたじゃがいも掘りでした。

次回の農業体験は、10月の「さつまいも掘り」です。
是非また、たくさんの児童生徒の皆さんに
ご参加いただけるのを、お待ちしています!

バンブージャガイモ010.15.jpg

学園長コラム 可能性の扉
 特にGW明けから梅雨時にかけては、
気候の変動と精神状態が微妙に関係していて、
どうしても体調を崩しやすく、日によって、
「不安」や「憂鬱」、「イライラ」が
隠し切れない子どもたちによるトラブルが、時折生じます。

体調が悪い日には、他の生徒にちょっかいを出して見たり、
自分の悪口を言われたと言って大声を出してわめいたり、
落ち着かなく暴力的な行為に及んでしまう子どもたちも、
2次的なつまずきがある子どもたちにはいるのです。

自然学園の医療顧問を務めて頂いている、
自閉症スペクトラムに詳しい医師の海老島宏先生による話では、
そのように、子どもたちの体調が悪く、
問題行動を起こした日の統計を取っていくと、
天候や気圧の変化の共通性を見出すことができるそうです。
それが分かることができれば、そのような日には、
刺激が少ないリソースルームのような部屋で、
登校直後から対応することが、パニック的な行動や問題行動を防ぐ
最も効果的な対策であると教えていただいたことを思い出しました。

稲作と気候の関係と同じように、
繊細な子どもたちを扱っていることを改めて感じた農業実習でした。


学園長コラム 可能性の扉
6月に入りました。
高等部の体験学習として、「田植え」を先日行なった
生徒の皆さんは、お米づくりがいかに大変なことなのかが、
経験できたと思います。
高等部の皆さんは、幸運なことに晴天に恵まれて、
五月晴れのすがすがしい天候の中、農作業を
実施することができましたが、農業ほど天候に左右される
仕事はないのです。ですから大昔の人は、
自然崇拝という信仰に頼り、天候に恵まれるように、
豊作を祈願したのです。

これから梅雨に入りますが、梅雨が長くなれば
収穫にも影響してきます。長期予報では、
今年の夏は猛暑になるようです。夏が冷夏でも
収穫に影響しますが、猛暑すぎても、何年か前の
猛暑だった夏のように、お米が黄色くなり、
出荷できないお米になってしまう、とご協力いただいている
春日部の農家の方々がおっしゃっていました。

そんなことを教えて頂きながら、高等部の皆さんが、
田植えに精を出している姿を見ると、
いろいろなことが頭に浮かんできました。
一つは、自然学園の生徒も、天候に非常に
関係深い精神状態の子どもたちが多いということです。
5月は、気持ちが不安定になりやすい時期で、
「5月病」という言葉が一般的になっていますが、
新入社員のサラリーマンや大学生の新入生ばかりではなく、
最近は、高校生や中学生以下の子どもたちにも、
「5月病」があるようです。
新しい環境に適応できないことに起因する
精神的な症状を指していますが、医学的には適応障害や
気分障害、鬱(うつ)と診断される症状で、
発達のつまずきが起因した2次障害と言われる
症状のひとつにも、精神的な不安定さや不登校などの
問題行動が伴い、不安定になっている子どもたちが
多く見受けられます。

(つづく)

高校3年生進路説明会
5月22日(水)に高校3年生を対象にした
進路説明会を開催しました。

自然学園の在籍生の進路希望は大学進学、専門学校進学、
就職とそれぞれが違った希望を出しています。
しかし、一般の高校生も将来的な展望を見据えたうえで、
将来希望する職業に直結する進路を選ぶことが
できる子どもたちはきわめて少ないと思います。

ましてや特別支援教育を必要としている子どもたちには、
先を見通せる力が不足しているために、
なかなか自分自身のできること、できないことを見極めながら、
自分のやりたい仕事、自分にできる仕事、
自分にあった仕事を結び付けることができません。
仕事に関しても体験就労を経験した子どもでさえ、
自分が実際にこの仕事場で毎日働くというイメージが
つきにくいものです。

保護者のはらはらした思いと
かけ離れたところに本人の気持ちがあるのです。
いたってのんびりした子どもたちが多いように思います。

まず、自分自身のつまずきに正面から向かい合って
「自分の好きなこと、得意なことはなんだろう。」を
考えていく時間を作ってあげること。
そして「自分のできること」を消去法で絞り込ませながら、
「やれそうな仕事、やってもいい仕事」を見つけていくことは、
非常に難しい工程なのです。
このことが少しでもイメージづけられたら
今度はその仕事に実際に取り組めるにはどのような
進路を選んだら一番近道なのか、気が遠くなるような
キャリア学習を積み重ねていかなければなりません。

進路情報もなるべく彼らにわかりやすい
具体的な情報を整理してあたえながら、実際に足を運ばせながら、
保護者の方々とともに支えていくアプローチが必要になってきます。

今回は大学の推薦入試に主眼を置いた進路説明会でした。
少しずつ答えが見つかった生徒が25日(土)に行われる、
大学のオープンキャンパスに参加します。
立派に大学の先生方の質問に答えられ、初陣を飾れたのか、
心配でしょうがありません。

「大丈夫だったかな?」

高3担任K

燕.gif

職員研修会
定期的に、自然学園の教職員スタッフにも、個別の支援計画や
生徒対応、指導技術の向上を目的とした研修会を開催していますが、
海老島先生の第一回の研修会が5月22日(水)に
放課後を利用して行われました。

今回の職員研修は、特別支援の現場では
一番多いタイプの生徒だとは思いますが、
発達性協調運動障害、不器用性が起因していじめやからかいに遭い、
それが暴力的なトラブルに発展して、それ以降、
そのトラウマで人間関係がうまく保てず、けんかや暴力行為を
繰り返してしまっている広汎性発達障害の生徒の事例を用いて、
WISCⅢやK-ABCなどの発達検査の結果を問題行動の認知的な
つまずきと結び付けて検証しながら、実際にどんな支援を
必要としているのか、どんな対応をしなければならないのか、
問題行動を解決する支援方法について研修しました。

とても意義のある、中身の濃い研修会になりました。
海老島先生ご苦労様でした。

海老島先生による保護者の方々のためのシンポジウムおよび
保護者のための勉強会を今後予定しています。ご期待ください。

自然学園学園長
小林浩

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