自然学園 学園ブログ

２月１３日（水）に高等部３年生の生徒達と
社会科見学に行ってきました。


１２日の深夜からみぞれが降っていたので、
１３日のお天気が心配されましたが、
朝から快晴で道路にも雪が積もらず暖かい日となりました。


現地へは車での移動となり、渋滞もあったので
生徒達は少しお疲れぎみでしたが、
森林に囲まれての散歩や明治神宮での休憩と参拝で心もあらわれ、
各自が引いたおみくじの序言をよみながら
今後の自分の目標や課題をみつけられたことと思います。


ふと空を見上げた生徒たちの横顔が大人びて見えました。
ＮＨＫ内の見学でも様々な体験をし、学ぶことができました。
高等部１年生では集団に馴染めず、２年生になり
ようやく仲間の輪が広がり、３年生となった今、
集団の中で他人の意見を聞きながらも
自らの意見を少しずつ伝えられるようになりました。


卒業まで残りわずかですが、高校生活で学んだことや
沢山の想い出と共に夢に向かって羽ばたいてほしいと願っています。


高等部3年担任　F

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昨年は、校舎の移転など自然学園にとって大きな転機となる年でした。

これまで、満足な支援が受けられない
発達障害がある子どもたちの支えになり、
子どもたちが不安をなくして、精神的にゆとりがもてる、
学びの場、居場所でありたいとの思いから、
バンブー教室を開校して８度目の冬を迎えることができました。

高等部も、今年の３月で、
３回目の卒業生を送り出すことになります。

開校当初から、
就労体験を経て社会参加にいたる継続的な支援を、
幼児期の段階から実施し、成人になる過程を通して、
実現していきたいとの強い思いがありました。

中学生の進路を考えるうえで、高等部の必要に迫られ、
高等部を設立し、また就労に向けた社会的な自立を
視野に入れた教育機関としての大学部を設立しました。

昨年は、「大人の発達障害」というタームが
世の中に認知されていくにしたがい、
そのつまずきを理解した上で、
積極的に採用しようとする企業の動きが、
少しずつ出てきたように感じられた年でした。
企業の理解が進むにつれて、自然学園の理念を受け入れて頂き、
本校の生徒に対して、
体験就労などを実施していただける会社が多くなり、
体験就労を通して就職に結びついた結果が出始めました。
今後このような動きは確実に加速するであろうと思っています。

また、昨年１年間は、
いじめの問題が大きく報道メディアに取り上げられるようになり、
再び、不登校児童の問題も取り上げられるようになってきました。
今年になっても、大阪高２生体罰自殺問題が表面化し、
再び学校教育に対しての不信感が高まり、
学校長や教育委員会の隠蔽体質が問題になっています。
学習指導要領の改訂にともなって、
学力だけに重きを置く教育環境の中で、
週６日制も検討され、2005年に施行された特別支援教育は、
旧政権のもと去年まで置き去りになっているような印象さえ受けています。

高等部通信１月号　学園長コラム　可能性の扉より抜粋

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今回はﾊﾞﾝﾌﾞｰ教室で頑張って勉強して、
私立高校前期入試に受かった生徒さんの
合格体験記を紹介したいと思います。


私は高校受験の勉強についてやったことは、
とにかく勉強をしたことです。
その内容は、過去問を解いていました。
受験勉強をやり始めたのは、中学３年の時でした。
行きたかった高校が決まったのは中２のときでした。

私は大好きなマンガを封印して、
受験の前の晩はカツカレーを食べて、
頭の回転を良くするために早めに寝ました。

受験は、今まで勉強してきたことを思い出しながら
一問一問集中してやりました。

私は、家族で千羽鶴を神社においてお参りしてきました。
今まで家族に迷惑かけてしまったけれど、
私は自分と家族を信じてやってこれたと思っています。

私は、始め、合格は無理だと思っていたけれど、
後悔しないようにがんばっていきたかったし、
途中であきらめたかったこともあるけど、
家族が応援してくれたおかげで合格することができました。
本当に感謝しています。

ﾊﾞﾝﾌﾞｰ教室生徒　A.S さんより

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A.S.さん、志望校合格、
本当におめでとうございます！

それまでも頑張っていましたが、
冬期講習に入ってからは毎日のように勉強しに来ていましたね。

聞くと夜も遅くまで勉強をしていて、
きっとその努力が報われたのだと思います。

将来の夢の職業へ向けて、
これからも一歩一歩進んでいくことを期待しています。

担当講師より

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小学部の国語の授業では、
最近「絵本読み聞かせ」が大流行しています。

なぜ「流行」かというと、教師だけではなく、
生徒のみんながそれぞれ好きな絵本を他のお友達のために

読んで聞かせてくれるのです。

絵本を友達に見せながら読むのは、
普通に音読するより大変です。

しかし、それをものともせず、
一生懸命友達に読み聞かせしている姿は
とても心温まる授業風景です。

しかも…確実に読むのが上達してます！

やはり「だれかのため」に
読むのは心が入るからでしょうかね。

小学部　国語担当　Ｋ

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