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自然学園 学園ブログ
3月の入学試験日程
  【3月の高等部 入学試験日程のお知らせ】 



 自然学園では、下記の日程で
 平成26年度 高等部入学試験を
 実施いたします。


  平成26年  3月5日(水)16:00~
            8日(土)10:00~
           19日(水)16:00~
           22日(土)10:00~


<場所> 自然学園 
 〒334-0067 埼玉県春日部市中央5-1-21

<試験内容> 
 ①A:作文試験
  課題「高校生になったらやってみたいこと」
  B:学力試験
   英・国・数・理・社の中から1教科選択
  C:実技試験
   美術・音楽・体育・パソコンから1教科選択
   
   ⇒(各30分)のいずれかを選択できます。

 ②本人・保護者面接
   家庭や学校での様子についての面接

※筆記・記述回答が苦手な生徒は口頭解答または、
 パソコンを使用した答案作成も可能です。
読字が苦手な生徒の文章題の読み上げも補助します。
個室での試験や試験時間の延長も可能です。

※詳しくは募集要項をご参照ください。
 ご質問または募集要項のお取り寄せは
 お気軽にお電話下さい。 

※上記の試験日で都合が悪い場合には、
 お気軽にご相談ください。

TEL:048-733-8282     FAX:048-720-8150



  【3月の大学部 入学試験日程のお知らせ】 



 自然学園では、下記の日程で
 平成26年度 高等部入学試験を
 実施いたします。

  平成26年  3月21日(金・祝)13:00~

<場所> 自然学園 
 〒334-0067 埼玉県春日部市中央5-1-21

 <試験内容> 
 ①学科試験(30分)
 ②作文試験(20分)
 ③作業試験(10分)
 ④面接(保護者20分・本人15分)
   家庭や学校での様子についての面接。
   (保護者・本人別々)

※筆記・記述回答が苦手な生徒は口頭解答または、
 パソコンを使用した答案作成も可能です。
読字が苦手な生徒の文章題の読み上げも補助します。
個室での試験や試験時間の延長も可能です。

※詳しくは募集要項をご参照ください。
 ご質問または募集要項のお取り寄せは
 お気軽にお電話下さい。  

※上記の試験日で都合が悪い場合には、
 お気軽にご相談ください。

TEL:048-733-8282     FAX:048-720-8150


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3月の説明会・体験授業のお知らせ
■3月1日(土)
 ○小学部 説明会
   10:00~(受付 9:45~)
 ○中学部 説明会
   13:00~(受付 12:45~) 

■3月8日(土)
 ○中学部 説明会
   13:00~(受付 12:45~)
 ○バンブー教室 春期講習 説明会①
   15:00~(受付 14:45~)  

■3月15日(土)
 ○高等部 体験授業+説明会
   10:00~(受付 9:45~)
  「音楽で気持ちが楽になる」 
    ~音楽療法を取り入れた心理セラピー~

 ○バンブー教室 春期講習 説明会②
   14:00~(受付 13:45~)  

■3月22日(土)
  ○大学部 体験授業+説明会
   14:00~(受付 13:45~) 
  「もう不器用とは言わせない!」 
    ~事務処理の達人を目指そう~



 ※事前に参加の予約を承っております。

   TEL:048-733-8282
    FAX:048-720-8150
 
※これらの曜日・時間帯の都合がつかない場合は
個別にて説明を実施いたしますのでご連絡下さい。 



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二次障害について
発達障害を抱える人たちは、
その子のもつ特徴が
周囲から理解されず、
不適切な対応が
とられることがあります。
周囲の人たちの
理解不足により、
否定的な評価や
叱責などの対応が
積み重なると、
否定的な
自己イメージをもったり、
自尊心が
低下したりします。

そのことによって、
情緒の不安定さや
反抗的な行動、
不適応状態などの
二次障害を
引き起こすことがあります。

二次障害は、
極端な反抗、
暴力、家出、
反社会的行動など、
行動上の問題として、
他者に向けられるものと、
不安や気持ちの落ち込み、
強迫的な症状や
対人恐怖など、
情緒的問題として、
自己の内的な苦痛を
引き起こすものなどがあります。

今回は、
このような二次障害と
関連した精神医学的な問題で、
発達障害の本来的な特性が
強く表れやすい、
統合失調症と
強迫性神経症を
例にみていきます。


統合失調症は、
幻覚・妄想・ひとり言など
奇異な行動や
まとまりのない会話、
ひきこもり、
感情の平板化などが、
代表的な症状です。
自閉症スペクトラムの人は、
統合失調症と
しばしば診断されることが
多いようです。
それは、統合失調症の
幻覚・妄想に似た症状を
示すことがあるからです。

突然、過去のつらい体験が
想起されてしまったり、
好きなゲームやアニメの世界に浸って
独り言を繰り返す様子が、
幻覚や妄想があるように
見えてしまうのです。
また、表情に乏しかったり、
興味・関心が狭く、
限定され反復的な活動についても、
統合失調症の陰性症状と
似ているようにみられます。
このように、
自閉症スペクトラムの
生活機能上の特性が、
統合失調症の行動特性に似た部分を
多く持つのです。

また、
統合失調症の発症原因は
正確には
特定しにくいのが現状ですが、
発達障害の特徴である、
ストレスを重く受け止めてしまい、
必要以上に
苦しみ弱ってしまう
ということが、
統合失調症を引き起こす、
一つの原因になっているようです。


強迫性障害とは、
強い不安感から
強迫観念や脅迫行為に
とらわれるもので、
そのために
通常の生活を
送ることができなくなる状態です。
玄関の鍵や台所のガス栓を
しっかり締めたか気になり、
何度も確認せずにはいられない、
汚れが気になり、
一時間以上も手を洗い続ける、
といったことが
典型的な症状になります。

自閉症スペクトラムの
特徴の中に、
「一つのことにこだわる」
という点があります。
学校や社会の中で、
自分のキャパシティを超えたものを
要求されたり、
相手への期待に応えられないなどの
不安が募り、
不安定な状態になった時に
そのこだわりが、
病的なまでに強くなり、
強迫性障害として
発症してしまうのだと考えられます。

このように二次障害は、
自己評価の低下から、
うつの症状や引きこもり、
不登校、学習意欲の低下など
心理面での影響と、
周囲に対して
反抗的・攻撃的な態度をとる、
非行に走る、などの
行動面での影響がみられます。
そしてそれらは一つだけでなく、
何も対策をしないままだと
いくつも重なり合ってしまいます。
適切な対策を取り、
二次障害を防ぐことが大切です。

まずは
子どもの障害を
受け入れてあげることが必要です。
子ども自身にも
自分ができないのは、
自分のせいではない
ということを分からせ、
また周りの人たちにも
その認識を持ってもらうことが
大切になります。
そして、
子どものもつ可能性を信じ、
できたことを認めて、
ほめることが
子どもの自己肯定感を
高めることにつながり、
子どもにとって
生きやすくなるのだと思います。


      『高等部通信 おもいやり 第9号より』

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アセスメントの必要性について ~WISC-Ⅳの活用~
アセスメントとは、
「個人の状態像を理解し、
必要な支援を考えたり、
将来の行動を予測したり、
支援の成果を調べること」
と言われています。
つまり、児童生徒の特性や、
障害があることによって生じる
困難さを理解するとともに、
児童生徒がどのように生活しているか、
周囲の人とどのように関わっているのか
ということを考える必要があります。
子どもの行動や学習において、
その背景にある脳の働きや、
情報処理の特徴やメカニズムについて、
客観的に理解することができる検査の一つに、
WISCがあります。
現在では、WISC-Ⅲが改定され、
WISC-Ⅳになりました。
尺度や解釈に関して、
若干変更点はあるものの、
子どもの能力における、
苦手な部分と得意な部分を明らかにし、
今後の支援について
情報を提供してくれる点では
変わりません。
検査をすることで
障害が分かるわけでもなく、
得点が高ければ、
問題が減少するわけではありません。
検査をする目的は、
子どもの問題の原因について
探ることです。
そして、その問題について
補える長所を見つけることにあります。
検査後は、
その問題に対しての
対処の仕方が提案されます。
 

WISC-Ⅳでは、
WISC-Ⅲにあった
言語性IQ(VIQ)と
動作性IQ(PIQ)が廃止され、
より知能の因子を
厳密にとらえるために、
改善されました。
WISC-Ⅳには、
全検査IQ(FSIQ)のほか、
言語理解(VCI)・
知覚推理(PRI)・
ワーキングメモリー(WMI)・
処理速度(PSI)の
4つの群があり、
それぞれに
下位検査と呼ばれる
細かい検査があります。

言語理解…
  言語的な情報や、
  自分自身が持つ
  言語的な知識を
  状況に合わせて
  応用する能力 

知覚推理…
  視覚的な情報を取り込み、
  各部分を関連付けて
  全体としてまとめる能力

ワーキングメモリー…
  注意を持続させて、
  聴覚的な情報を
  正確に取り込み、
  記憶する能力

処理速度…
  視覚的な情報を
  事務的に、数多く、
  正確に処理していく能力

これらにより、
子どもの状態像を
よりとらえられるように
なりました。
それぞれのIQの値が
どれくらいかと
言うことだけでなく、
それぞれの値の差から、
子どもの持っている能力の
凸凹が明確になり、
子どもに見られる
特定の行動の理由や、
子どもにあった学習支援・
行動支援の方法が
分かるようになっています。
しかし、
検査をすることで、
子どものことが、
すべて分かるわけではありません。
検査を実施することで、
子どもの困り感に
共感できたり、
支援や指導のヒントを
見つけ出すことができる、
という視点をもつことが大事です。
また、
数値だけを見て
子どもを判断するのではなく、
実際の子どもの行動や
学習場面も視野に入れながら、
指導に役立てていくことが重要です。

       『高等部通信 おもいやり 第9号より』



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SST(ソーシャルスキルトレーニング)について
自然学園では、
カリキュラムに
SSTの授業を導入しています。
また体験就労実習や
学校行事を通して
他者との関わりや
集団生活や
組織的に行動できるための
ルールやマナーが理解できること、
他者の状況を踏まえ
自分のペースを変えたり、
あわせたりする協調性を
身に着けるための
SSTのケーススタディーとして、
問題行動をビデオで見ながら確認し、
ロールプレイで体現するなど
般化を目標にした
ソーシャル・スキル・トレーニングを
日常の学校生活においても
導入しています。
体験就労などで
そのスキルが生かされて
実習先の企業でも
受け入れられる
ソーシャルスキルの獲得を
3年間の指導計画に組み入れています。


≪話題を選んだ上での話しかけ方の練習≫

会話を成立させ
持続させるための方法として、
他者との共通の話題の見つけ方について
考えてもらい、
講師が手本を見せたあとで、
生徒同士で練習をしました。
共通話題を見つけるコツは、
相手の話をいかに注意深く聴いて、
その中から
自分の関心事との共通性を
見つける努力をすることです。
その姿勢を保つ要領を
覚えた生徒同士が、
うまく話を続け
盛り上がっていく姿を
たびたび見ることができました。
一方、元々あまり話さない生徒や、
話が苦手な生徒同士は
会話が弾まず、
すべての生徒に
有効な方法を考える必要がある、
という課題も残りました。


≪適切な情報伝達の練習≫

報告・連絡・相談など、
社会でのコミュニケーションの
基本となる情報伝達について、
TPOに応じた
より適切な方法を考え、
実践練習をしました。
相手の目や顔を見て
コンタクトをとる要領や、
言葉づかいなどについても
説明した後に、
ロールプレイングゲーム方式で、
ある場面に応じた発言、
行動を選んでもらい、
実践してもらいました。
生徒の皆さんは熱心に参加し、
適切な方法を見つけることに
取り組んでいました。
この授業で得たものが蓄積され、
やがて実社会で
役立ってくれることを
心より願っています。


≪自己主張の練習≫

葛藤場面、緊張場面での
適切な主張の仕方の練習をしました。
まず葛藤とは何かを説明し、
生活の中での葛藤の例を
挙げていきました。
その後、生徒の
実際の経験ではないものの、
起こりうる葛藤・緊張場面を
いくつか例示し、
そのときの反応や発言における、
「相手が納得して自分の意見を
聴き入れてくれる伝え方」について考え、
発表し、皆で練習していきました。
相手の気持ちを受け入れた上での
自己主張(アサーション)は、
本来難しいものですが、
それが一番よいの方法であることを、
生徒たちは理解することができました。
以後回数を重ね、
徐々にスキルを向上させたいと思います。


      『高等部通信 おもいやり 第9号より』



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