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自然学園 学園ブログ
高等部 稲刈りの様子
「黄金色の稲」
9月28日(金)に
高等部1年生~3年生合同の稲刈りを行いました。
自然学園の稲刈りは、カマを使っての手作業で実施しています。
前日まで天気があやしいと思われましたが、
当日は多少の雨がパラパラという時間もありましたが、
数分でおさまり太陽が顔をだしてくれました。

ベテランの先輩チームはサクサクと稲を刈っている中、
稲刈りが初めての1年生たちは
「キャーキャー」「ワァワァ」虫やザリガニを
見つけただけでも大騒ぎです。

先輩チームはそんな1年生を温かい目で見守っていましたが、
先輩チームも1年生だったころは
こんな感じだったことをふと思い出し、
生徒の成長をつくづく感じました。

始めはカマの使い方も危なっかしい様子の1年生でしたが、
30分ほど経つと少しずつカマの使い方にも慣れ、
稲を刈るペースも早くなっていました。
1年生の女子チームも男子チームに負けないよう、
クラスのみんなと協力して助け合いながら頑張っていました。

しかし、生徒たちにとって一番嬉しかったことは、
いつもお世話になっている農家の方がご厚意で用意をして下さった
「おにぎり」と「お漬物」だと思います。

稲刈り終了後、
慣れないカマでの稲刈りに
疲れの表情をみせた生徒たちでしたが、
「おいしい!」と言いながら見せた
笑顔は心からの最高の笑顔でした。
私にとっての農業体験という時間は、
学校という建物の中にいる時間よりも、
より生徒たちのありのままの姿、
ありのままの心を見ることのできる大切な行事だと思っております。

今後も外部の子供たちでもご参加いただくことのできる
農業体験もご用意しておりますので、是非ご参加下さい。
お世話になりました農家の方に大変感謝しております。
ありがとうございました。
今後とも宜しくお願い致します。

高等部 担任 F

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「大人の発達障害」 2
先日、読売新聞で特集された「大人の発達障害」について、
自然学園大学部の生徒がまさしく直面している
課題が取り上げられていました。

去年から「大人の発達障害」を
題材にした本がさかんに出版され、
世の中の関心を集めています。
サラリーマンが会社帰りに読む日刊紙のトピックに
発達障害、アスペルガー症候群、ADHDの文字が
頻繁に登場するようになったのも
サラリーマンの関心の高まりと言えるでしょう。

居酒屋での話題に「発達障害」という言葉を
よく耳にするようになったと
大手企業に勤める友人から聞きました。

「報告・連絡・相談がまったくできない。」
「上司の指示を素直に聞けず、必ず反論してしまう。」
「商談で全く関係ない自分の趣味である
ディズニーランドの話で終始してしまう。」
「先を見通す力なく納期に必ず間に合わない。」
「自分では気づかずにお客さんを怒らせてしまうことが多い。」
「まったく協調性がなく、他者に対しも関心がない。」
「何度も同じ過ちを繰り返し改善が見られない。」
「自分に意に沿わないことがあると、同僚でも上司で構わず食って掛かる。」
「こだわりが強く、仕事がなかなか進まない」
「一方的な主張だけで自分の真意を相手に伝えることができない」
「机が常に汚い」
「書類を整理できず、なくしてしまうことが時折ある」
「社内ルールが守れない」
「相手に対して気遣いができず、マイペースである。」
「相手の話を受け流すことができない。」

おそらく保護者の皆様のお近くにも
思い当たる人たちがいらっしゃると思います。

そのような世の中の関心の高まりのなかで
彼らを受け入れて頂ける企業が
多くなっていると私は思っています。
また発達障害がある人たちに対する知識を、
教員以上に持っている特例子会社や企業の方々が
多くなっていることも非常に明るい未来です。

そして自然学園は、7年も前から以上のような
特性のある人たちが少しでも社会適応できるような
プログラムに沿って未就学児童から成人の人たちに至るまで、
社会参加を目標に永続的な支援を
すすめている唯一の機関であると思っています。

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体験就労実習(東京海上日動ビジネスサポート・反省会編)
大学部の実習生が、
5日間の実習を無事終了しました。
最終日の日に、
私たち自然学園職員は、
特例子会社の実習担当幹部の方や指導員の方に招かれ、
実習の反省会にお邪魔してきました。

はじめに実習生に対する評価。
5日間とても真面目に業務に取り組み、
遅刻・欠勤がないのはもちろんのこと、
コンピュータへの入力もミスの少なさ、
語彙の豊富さや読みにくい文字に対する想像力など
細かい点までよく気づくこと、
など業務スキルの高さを褒めていただきました。

同時に、こだわりの強さや、
コミュニケーション上で一言多い点など、
気になる点のご指摘もいただきました。
残念ながら100点満点とはいかなかったようです。
実際これらのことは、
私たちもかねがね彼の特徴でありネックとして
心配していたことでもあったので、
「ああーやっぱり…」と思うことしばし。

発達障害の特徴を理解された
特例子会社の指導員の方には、
許容範囲のこととはいえ、
一般社会には到底通用しないことも少なからずあるようです。
特例子会社の指導員にしても、
理解はしていても「ムカッ」とくることもあるとは思います。
なかなか難しい部分だと感じています。

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大人の発達障害
9月26日(水)の読売新聞全国版の
社会面に自然学園大学部も以前、
取り上げられたことがある教育ルネッサンスの欄で
『大人の発達障害』が上・中・下の三回に渡って特集されていました。

9月27日には、本校でも交流がある
「イイトコサガシ」の冠地さんの写真が掲載され
その活動内容が記事として取り上げられていました。

9月27日(水)の記事には自然学園大学部の生徒が現在、
就労実習を行っている東京海上ビジネスサポートさんの
職場の写真と記事が掲載されていました。

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体験就労実習の様子
自然学園大学部の生徒の体験就労が、
1週間の予定で東京大手町にある
東京海上日動ビジネスサポートにおいてはじまりました。

採用をされることを熱望している彼にとって、
この1週間は人生をかけたチャレンジです。

だからこそ彼の並々ならぬ熱意と緊張感が、
近くにいて痛々しいほど伝わってきました。

彼が実習する仕事内容は、
顧客アンケートの集計の仕事です。

お客様から書いていただいた
アンケート用紙に記入された内容を、
コンピューターに入力し記入された項目ごとに集計していく仕事です。

最初は業務支援部の指導員の方に、
マンツーマンでコンピューターを前に指導していただきました。

彼の新品のワイシャツはすぐに汗で滲んでいきました。
彼の一生懸命な前向きな取り組みがきっと理解してもらえると、
遠くで彼の仕事ぶりを見せてもらいながら確信しました。

頑張れ!頑張れ!


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