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自然学園 学園ブログ
内定が決まってからの自分の気持ち
内定が決まったのは11月19日(月)でした。
会社側からは11月までに結果が出ると言われていたのですが、
なかなか来ませんでした。
御陰で、現在通っている就労支援施設での訓練もはかどらず、
ロッカーにしまってある携帯電話を見ては、
「まだ来ない」の繰り返しでした。
待っている時が、1番辛かったです。
いつになったら肩の荷が下りるのかと思って、待っていました。

そして、上記のとおり、無事内定通知が届いて、
「受かった~!」と心の中で絶叫しました。
ただ、連絡を受けた場所が地下鉄の駅のホームでしたので、
一度改札を出てから再度電話を頂きました。
大学を卒業して2年、探し続けて5年、
ようやく自分を受け入れてくれる会社に巡り会えたと思いました。

帰宅してから、直ぐに親戚に報告の電話を入れ、
家族にも報告しました。
一番喜んでいたのは、やはり家族でした。
ただ、浮かれてばかりもいられません。
社会に出るとなると、
これまで自分が一貫してきた考え方を変えないといけません。
一貫してきた考えとは、「自らの考えを信じ、
拘りを捨てず、どんなことがあろうと惑わされず、
自らの道を行く」というもので、
分かりやすく言えば「正論を貫く」というものです。
しかし、世の中は正論では通らないことばかりなので、
その辺で融通がきくかが今後の課題です。

また、「グレー」を受け入れられるように
しないといけないと思っています。
これまで自分は、白か黒か直ぐにはっきりしないと
気が済まない性格でした。ただ、
それを無理に追い求めてしまうと精神的に不安定になります。
そこで、「グレーを許す」という考えを、
自らの中で納得させないといけません。
「グレー」とは、日本語で言うと「曖昧」。
敢えて曖昧にすることで、精神的な安定を図ろうと思っています。
この挑戦は始まったばかりで、なかなか大変です。
少しずつ慣らしていこうと思います。
(ふと思ったことが気になって仕方がない癖も、直したいと思います。)

一方で、毎日の訓練の方もハードになってきています。
訓練とはいえ、実戦にかなり近いので
ストレスが溜まりやすいのが現状です。
自分の癖として、一度始めると完璧に終えるまで
休憩をとらないというのがあります。
原則、10分は休憩をとるよう言われているのですが、
これも自分の性格からか、適度に切り上げるのが苦手です。
今は、1時間に1回、休憩をとるよう心がけています。
今まで通してきたやり方が、社会で通用しないことを痛感しています。
(講師たちは、ぶっ通しでやって疲れないか心配しているそうです。)

内定を貰えたことは、とても嬉しいです。
しかし、訓練を繰り返す中で見えてくる自分の未熟さ。
今の自分に1番必要なのは、「心にゆとりをもつこと」だと思っています。
毎日浮かれていたいなぁと思いますが、そうはいきません。
訓練はあと3か月続きます。
訓練の中で、精神的にも肉体的にも適度な「ゆるさ」が身につけば、
4月から良いスタートを切ることができると思います。

大学部 卒業生より
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バンブーだより 12月号 学園長コラム ~可能性のとびら~③
視覚的な処理が得意な子どもたちには、
この著書に記されて
いるような多くの特色があります。
著書の中に書かれているだけ
でもほんの一部にしかすぎず、
もっと多くの特色を彼らは抱えています。

聴覚的な認知が得意な子どもたちは、
話し言葉など、耳から聞いた内容を記憶に
とどめておくことが得意だったり、
話として聞いたほうが、
文章で読むより理解が早い
子どもたちが多いと言われています。

このような子どもたちは、
割とおしゃべりが得意な子どもが多く、
語彙を耳から吸収できるのでテレビやラジオで聞いて、
新しく覚えた言葉を、意味が分からず会話の中で使いたがります。
耳から聞いた内容を言語的に一つひとつ理解して、
必要な全体像の理解につなげていく、
思考的な手順を踏む子どもたちが多いと言われています。

そのため、このような子どもたちは、
瞬時に答えを求められるような場面に立たせられると、
混乱してしまうケースが多いようです。
発達障害がある子どもたちの、
典型的な症例をご紹介させていただいただけでも、
このようにさまざまです。

そのため、教室で授業に集中できない
子どもたちの問題行動をひとつ例にしても、
一概にADHD傾向が強い子どもたちであるとは決めつけられないのです。

多動傾向があり、授業に集中できない理由には、
前に述べた認知の弱さが起因していることが多くあります。

だからこそ、11月のバンブー便りで
特集させていただいたアセスメントが大切なのです。

今年度の冬期講習は、よりその認知の特徴を教科別に、
かつ課題別に提示させていただきました。
冬期講習の内容は、
小学生には「苦手算数・国語特訓コース」があり、
中学生には、「弱点克服コース」というものがあります。
「弱点克服コース」は、英数国があり、
ともに苦手課題ごとにカテゴリーわけしているため、
アセスメントに基づいた、
お子様の苦手な課題を補いやすい設定になっています。
このようなコース設定こそが、
自然学園の教育理念に根付いた特徴的な講座であると思っています。

バンブー生は通常授業と並行して、
ぜひ冬期講習を受講していただき、
なかなか総合コースや個別学習コースでは、
集中してやりきれない、概念的な弱点の克服に取り組める、
いい機会ではないかと思っています。
そして、この講習をきっかけに
3学期の勉強に弾みをつけて頂ければ幸いです。

それでは、多数の方々の受講をお持ちしています。
寒さが日増しに厳しくなりますが、
風邪などひかないようにインフルエンザや
感染性大腸炎には十分気を付けてお過ごしください。

バンブーだより 12月号 学園長ブログ ~可能性のとびら~より

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バンブーだより 12月号 学園長コラム ~可能性のとびら~②
自然学園でお預かりしているお子様たちは、
非定型自閉症傾向の子どもたちが多くなっているように思います。

自閉症スペクトラム傾向の特色が強く出ていながら、
学習障害やAD/HD(注意欠陥多動症候群)の特徴的な
傾向もみられる子どもたちが
非定型自閉症傾向のひとつの特徴といえるでしょう。
そのような子どもたちにもいろいろなタイプがあって、
情報の処理の仕方や認知の特徴の違いによって
教え方や教材の選択がちがってきます。

たとえば、視覚的な空間の認知が得意で、
画像で全体像をイメージする能力があるタイプは、
画像処理が得意で頭の回転が良く、
いくつもの情報が同時に処理できることが多いと言えます。

視覚的な言語能力に長けているタイプは、
一つずつ順番に論理的に物事を処理できるので、
数学が得意で、抽象的な理解に優れ、
記憶することが得意なタイプが多いため、
試験などを比較的得意にしている人が多いと思われます。

また、このタイプの中には、行動が遅く、
同時処理が苦手で不器用な人が多いため、
実際より能力が低くみられてしまう傾向にあります。

精神科医で作家の岡田尊司さんは、
「発達障害と呼ばないで」という本の中で、
先のタイプを視覚空間型と呼んでいます。

本から学ぶことが苦手で、手や体を動かして実際に学ぶことが
得意なタイプであると書いています。

読字障害や算数障害などが伴っているケースが多く、
視覚的、映像的なイメージだけではなく、
体感的なイメージ、味覚、触覚的なイメージ、
音楽的なイメージが豊かな人など、
イメージで思考するタイプの人が多いようです。

学習においても、抽象的な記号や文字を見ただけでは、
それらが言葉と結びつかず、頭に残らないが、
感覚的に刺激的な方法を用いると、
急に興味親しみがわき、頭に入ってくる。

しかし、注意が散漫になりやすいタイプも多いため、
学習時には聞く、読むだけではなく、手を動かしたり、
自分でやってみる要素を入れていくこと。

実際に具体的に理解する作業を取り入れて、
体験的に理解するように努めることが大切だと言っています。

たとえば、算数・数学はできるだけ設定を
具体的で現実的なものにして、こんな方法を使えば現実的に、
問題がこんなふうに解決するんだよ、という
課題の提示の仕方を工夫するといいとも言っています。

文字を覚えるにも、文字を粘土で作って、
それに触れて形を味わせることが興味を
掻き立て学習を容易にすると記述されています。
 
後のタイプは、視覚言語型と言って情緒的、
社会的発達は幼いと思われることが多く、
話し言葉の発達も緩慢で状況に応じて
適切な会話をすることが苦手な人が多いようです。

しかし、抽象的な言葉や記号に親近感を感じ、
数学や数式、記号と言ったもので表現された世界に魅力を感じる。
コミュニケーションは苦手で、
読書や勉強で知識を得ることがむしろ救いになり、逃げ場になる。

理詰めで議論したり、相手を説得したり、
説明したりするのは得意であると記述されています。


自然学園が、今まで取り組んできた、
生徒のアセスメントの結果分析を、
非常にわかりやすく解説されている内容なので、
一部要約して引用させていただきました。

バンブーだより 12月号 学園長ブログ ~可能性のとびら~より


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バンブーだより 12月号 学園長コラム ~可能性のとびら~
アメリカのニューヨークのロックフェラーセンターでは、
クリスマスツリーの点灯が行われ、
街中クリスマスムード一色になっているそうです。
日本でも街中にクリスマスツリーがあらわれ、
きらびやかな電飾でにぎわう季節がやってきました。
いくつになってもクリスマスの雰囲気はいいものです。
それぞれにほしいプレゼントを心待ちにしながら
イブの晩に心を馳せているバンブー教室の子どもたちが多いことでしょう。

思い描いているプレゼントをゲットするためには、
バンブー教室で頑張ったお勉強の結果を
学校の先生の評価やテストの結果として残すことです。
みなさんのお父さん、お母さんはみなさんの頑張った姿を
見ることがなによりもうれしいはずです。

クリスマスまであとすこし。
最後のラストスパートで力を振り絞ってくさい。
あきらめない。くじけない。立ち止まらない。
サンタクロースはみえないところから、
みなさんの頑張る姿をきっと見ています。
メリークリスマス!!

さてクリスマスがくれば、
冬休みに入り、冬期講習が始まります。
今年はカレンダーの関係で、
24日のクリスマスイブから講習が始まります。
休み中の学習習慣をつけるうえでもぜひ冬期講習を利用してください。

バンブーだより 12月号 学園長ブログ ~可能性のとびら~より


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個別の指導計画について
個別の指導計画とは、児童生徒一人ひとりの
障害の状況などに応じたきめ細やかな指導が行
えるよう、学校における教育課程や指導計画、
個別の教育支援計画などを踏まえ、より具体的
に児童生徒一人ひとりのニーズに対応して、
指導目標や指導内容・方法を盛り込んだもの、
と言われています。

 ここで、「個別の教育支援計画」とは、
児童・生徒を長期にわたって支援する視点から、
教育、医療、福祉などの関係者らや保護者らが、
児童・生徒の情報を共有化し、教育的支援の目標や内容、
関係者間での役割分担などについて計画を立てるものをいいます。
一方、「個別の支援計画」とは、一人ひとりの児童・生徒に対して、
効果的な指導を行うために、
教科や領域ごとに具体的な
指導目標、内容、方法などを示したものをいいます。
 
個別の指導計画の役割としては、
①一人ひとりの状態に応じたきめ細やかな指導が行えること 
②関係者が情報を共有化できること 
③子どもの目指す姿が明らかになること 
④定期的に評価を行うことで、
より適切な指導への改善につながること、などがあげられます。

実際に指導計画を立てる際は、
児童生徒の現在の状況や児童生徒や保護者のニーズなど、
あらゆる角度から情報を集め、アセスメントを行なうことが必要になります。
そのアセスメントを基に、
何を目標にしたいか、目指したいかについての方向性を立て、
その目標を達成するための具体的な計画を練っていきます。
計画に沿って指導を行っていく中で、
目標の妥当性や課題の内容は適切であるか、
支援の内容は適切であるかなどについて評価を行ない、
必要に応じて計画を見直していきます。そうすることで、
より効果的な指導計画が作成されていくことになります。

 アセスメントから計画→指導→評価、
そしてまたアセスメントへ…といった一連のサイクルをなしていくことで、
より充実した支援が可能になっていくのです。

高等部通信 11月号より


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