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自然学園 学園ブログ
うつ症状と不登校について②
そのため、
普段から接する家族だからこそ、
小さな変化を
キャッチすることができると思います。
好きなおかずにもあまり手を付けない、
いつもは楽しめるアニメも
なんだかぼーっと見ていて
笑えないようだ、
仲良しのお友達と一緒に遊んでも
楽しくなさそうで
早く帰りたがるといった、
「いつもとちょっと違う」様子も
大事なサインになるかと思います。


以上のような身体症状や
不安などを含む
子どものうつ症状は、
それ自体も
学校を休む原因となりますが、
それらが長引くことで
友人関係の悪化、
成績の低下を招き、
不登校の状態に進むことも
少なくありません。
欠席が長引くほど
学校に戻りにくくなってしまい、
さらに気持ちが不安定になるという
悪循環を招くことや、
学校をお休みすることで
一日の生活リズムが崩れてしまい、
昼夜逆転を起こすなど、
他の問題につながることが
予想されます。


とはいえ、うつ症状を示すときは、
心と体のエネルギーが低下している状態なので
焦りは禁物です。
学校をお休みさせ、
いつもより習い事や
お勉強の負担を軽くすることも
場合によっては必要でしょう。
加えて、
お子さんの状態に合わせ、
早めの就寝、
活発な外遊びや
頭や目を使うテレビゲームより、
ゆったりした雰囲気での読み聞かせや
室内遊びなどで
心身の充電を図ることが
できるかと思います。
お子さんがそうしたいと思ったときに、
落ち着いた雰囲気の中で
自分の気持ちや考えていることを
お話しできるよう、
今はあなたのお話を聞くよという時間と空間を
作ってあげることも大切です。
「いつもとちょっと違う」サインを見逃さずに、
早期に適切で丁寧なケアを行うことで、
お子さんの楽しい学校生活のサポートを
お願いいたします。

             文:臨床心理士 野津 弓起子
           『バンブーだより5月号』より抜粋

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うつ症状と不登校について①
ゴールデンウィークも過ぎ、
お子さんたちが新しい学年、
新しい学校に慣れてきた頃かと思います。
同時に、4月の緊張モード、
張り切りモードがひと段落したこの時期
注意したいのが子どものうつ症状です。
うつ症状と聞いて思い浮かぶのは
どのようなものでしょうか。
一般的な大人のうつ症状として
思い浮かぶのは、
強い落ち込みや
マイナス思考といったものが
多いかと思います。
しかし、自分の気持ちや
考えをはっきりと自覚したり
言葉で伝える力が
大人ほど備わっていない子どものうつ症状は、
大人のうつ症状とは異なる形で
現れることが多くあります。


まず、頭痛や腹痛などの体の不調として
訴えられる場合があります。
繰り返し訴えがあるのに、
病院で検査しても
身体的な原因は見当たらないことや、
朝に訴えが強く学校をお休みしても、
夕方や夜になると
元気になるというパターンを
繰り返すことが特徴です。


次に、子どものうつ症状は
落ち込みや憂うつではなく、
イライラや不安などの
他の感情として
表現されることが少なくありません。
落ち着かない気持ちから、
友達とのトラブルや、
大人への反抗的な態度、
授業に集中できないなど、
一見するとうつ症状とは見えない行動が
現れることがあるので、注意が必要です。
他にも、ちょっとしたことで
泣いてしまったり、
子供っぽい言動が増えたり、
部屋にこもることが増えたなどの
変化があるかもしれません。


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自然学園では発達相談を実施しています
自然学園では、
発達相談に関して、
本学園のスクールカウンセラーによる
カウンセリングを有料で受けることができます。
お子様に関して
ご心配やお悩みになることがある方は
まずは、お電話にてお問い合わせ下さい。
(TEL : 048-733-8282)


《 相談例 》

1、現在お子様が、
  今まで1度も医療機関等の診断を受けておらず、
  教員や学校関係者から授業や学校生活における
  問題行動および不適応行動等に関する
  指摘を受けてお悩みになっている方


2、お子様が、以前教育センター(教育相談所)・
  医療機関等で発達心理検査を受けたことがあり、
  特別支援の必要性を指摘されたことがあるが、
  それからしばらく期間が経過していて、
  最近、問題行動や多動的な行動が
  強くなっている傾向がみられ、
  現在その悩みを抱えている方


3、お子様が医療機関で
  発達障害の診断は受けているが、
  最近、二次障害的な精神的不安定さを
  強く感じられるようになった方


4、現在お子様が、
  不登校や無気力的な状態が継続して
  改善が見られない方、またその兆候が見え始めた方


5、なかなかお子様に合った主治医に巡り合えず
  医療的な相談機関を探されている方、
  どのような医療機関的機関に相談していいかわからず
  お悩みになっている方


※5、の医療機関等の相談または紹介は
  バンブー教室在籍生のみとさせていただいています。


《 カウンセリング担当職員 》

 ・小川 文子
  (スクールソーシャルワーカー・社会福祉主事)
 ・西原 瑞世(臨床心理士)
 ・野津 弓起子(臨床心理士)


以上の中から、相談内容に合わせて
こちらから担当を
マッチングさせていただくこともありますが、
保護者の方から、
ご指名いただくこともできます。
詳細についてのご案内も
ご配布させていただきます。

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学園長コラム ~可能性のとびら~【5月号】⑤
お子さんの成長によって、
当然のごとく
認知(情報の処理の仕方)の特徴に
若干の変化が見られると思います。
また、行動面でも
不注意性に改善が見られることや
コミュニケーションスキルの向上などの
変化が生じています。


また、支援課題を挙げながらも
3か月の授業の中で、
改善が見られない課題も
生じてきます。
そのような現状を細かく観察し、
評価を加えながら、
もう一度現状に合った
支援計画を見直すためにも
チェックリストが必要になってきます。
改善が見られない課題は、
教材やアプローチの仕方を見直し、
つまずきのとらえ方の視点を
変える必要があると思います。


このように授業を行う中で、
この学習到達度チェックリストや
行動支援チェックリストは、
授業計画を立案する上でかかせない
アセスメントツールの1つになるのです。


ただ、子どもたちの実態を
総合的にとらえるためには、
バンブー教室の授業を通して
観察したアセスメントだけでは、
まだまだ不十分です。
家庭での様子、学校での様子、
医療機関の先生方からのアセスメント情報、
学校の先生方のアセスメント情報、
WISC-Ⅳ(WAIS-Ⅲ)や
K-ABCなどの心理検査の情報と、
保護者からのお聞きした生育歴や、
お子様に対しての期待や希望を踏まえた
インタビューをベースにしていきます。
なによりも
実際にお子様への行動観察を参考にしながら
個別支援計画をひとり一人のお子様に対して
ご提示させていただくことが、
自然学園でお子様をお預かりする上での
指導方針および理念の根幹をなすものです。


そこで立案させていただいた目標、
たとえば短期の目標なら、
どのようなつまずきを改善させていくのか、
どのようなことをできるようにさせていくのか、
長期の目標であるならば、
社会参加できるためには
どのようなスキルが
お子様にとって必要になるのか、
そのために今どのようなアプローチが必要なのかを
明確にしていきます。
そうして、保護者の方々と
二人三脚での支援を
情報の共有をすることで確認し、
お子様が関係する
さまざまな機関の方との連携を図りながら
より有効なかつ効率的な支援が
必要であると私は考えます。


バンブー教室では、
ご在籍生徒の保護者の方々がご参加できる
海老島先生による定期講演会の第1回目を
7月21日(祝日・海の日)に実施します。
日頃、保護者の方々が
お子様のご家庭での対応として配慮する点や
お子様のつまずきや特性を踏まえて
理解・配慮しなければいけないことなど
皆様が疑問に思っていること、お悩みに対して
わかりやすくお伝えさせていただく機会を
講演会として
去年から実施させていただいています。
去年は9月と12月に
「発達障害がある子どもたちの可能性を伸ばす育て方」
「発達障害がある子どもたちに必要な支援とは・・。」
などのテーマで講演会を実施して
ご好評をいただきました。
今年は7月、9月、12月の
全3回の講演会を予定しています。
バンブー教室の保護者の皆様の
ご参加をお持ちしています。

              自然学園 学園長 小林浩
『バンブーだより5月号
          学園長コラム ~可能性の扉~』より抜粋

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学園長コラム ~可能性のとびら~【5月号】④
7月にバンブー教室の
たけのこクラス(未就学児童)、
小学生クラスの在籍生徒にお配りする予定の
3か月ごとのお子様の行動観察と
学習習熟度をまとめた
『行動支援チェックリスト、
学習到達度チェックリスト』は、
この結果をアセスメントに
反映させていただきながらの
個別の支援計画書を作成し、
バンブー教室のお預かりしている
お子様1人ひとりの
授業カリキュラムを立案する上で、
最も重要なファクターになります。


今回のチェックリストで
飛躍が見られた子どもたちにとって、
バンブー教室の授業カリキュラムが
より効果的であったと考えられます。


このような視点から、
今回のチェックリストを
ご覧になっていただければ
我々にとっても嬉しい限りです。
そして少しでも向上している項目があれば、
ほめてあげてください。
「できた。」という気持ちや
成功事例の積み重ねが、
必ず自己肯定感の
向上をもたらせることでしょう。


4月は、バンブー教室の
小・中学生を対象にした
行動支援リスト、
学習到達度チェックリストを
配布させていただいた月です。
1~3月の子どもたちの
バンブー教室での行動面の変化、
学習面での変化を
具体的なチェック項目に落とし込み、
担当講師が、3か月間
それぞれのお子様のつまずきに対して、
ソーシャルスキル面での課題や、
学習面での課題を提示し、
月目標、3か月目標を掲げ
その目標にしたがって、
カリキュラム、学習計画を立てていきます。
その支援計画が
順調に消化されているかは、
指導記録票で
保護者の方々に
確認していただきながら、
支援目標にどれだけ届いているかを
見ていただく機会だと
とらえています。


作成した個別の指導計画に基づいて、
バンブー教室の個別学習コースや
総合学習コースのカリキュラムを
組み立てています。
授業のプログラムは
毎月指導記録票にて書面で、
保護者の方々に
報告させていただいています。
そして指導結果を評価し、
個別の指導計画にフィードバックして
有効な指導方法を考察していきます。





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