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自然学園 学園ブログ
祝日のお知らせ
自然学園は、
まことに勝手ながら、
明日3月20日(火)を春分の日(祝日)のため、
小学部・中学部・高等部・大学部・バンブー教室とも
完全休校といたします。

火曜日に授業がある生徒様は
お間違いのないようご注意ください。

また、自然学園の受付業務もお休みとなりますので、
資料請求・ご質問などは、
メール(info@shizengakuen.com)にて受け付けております。

水曜日からは通常通り開校いたしますので、よろしくお願いいたします。




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アセスメントについて③
ディスクレパンシー(偏り)から把握した知的な特徴で
非常に能力の高い能力と
それに比べてつまずきが目立つ能力を
どのようなバランスでカバーリングしていくのかが、
個別指導計画を作成するうえでの大きな課題になってきます。

現状の子供たちの息苦しさに対して
高い能力に比重をかけたほうが全体のスキルアップにつながるのか、
つまずきを補うことが現状の息苦しさから抜け出すためには重要なのかは、
今の本人の生活状況を
学校の先生の話や保護者の意見に耳を傾けながら
決定していく必要があるでしょう。

残念ながらこのような取り組みは、
高等学校はもちろんのこと
小中学校の通常学級でもなかなか実践されていません。
このように個々の指導内容を決定するうえで
非常に必要なことがアセスメントであり、
自然学園独自のアセスメントの手段のひとつとして
今回小学生にはお配りする行動支援チェックリスト、
学習到達度チェックリストがあります。

そのことがこれからの日本が目指していく
新しい支援教育の原則になっていくのではないでしょうか?
自然学園では一人一人の教育ニーズに対応した
取り組みを全力で取り組んでいます。


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アセスメントについて②
当然のことではありますが、
発達障害の診断名とその後の支援の在り方は直結しません。

大切なことは学級内での彼らを診断名でグループ分けすることではなく、
彼らの一人ひとりのつまずきを把握して、
彼らへの具体的な支援の在り方を検討し、
実際に支援を行っていくことです。

そのためには
通常学級に在籍する発達障害がある子どもたちの実態を把握して
そのつまずきからのニーズを具体的に分析することだと思います。
だからこそアセスメント(評価)が必要なのです。

その方法のひとつとしてK-ABCという心理・教育検査があります。
この検査は人の知的な特徴を
「同時処理」と「継次処理」の2つの側面から比較したものです。
その差違がディスクレパンシー(偏り)として
彼らの生き苦しさになり、
学習面、行動面のつまずきにつながってくるのです。

またWISCⅢは、
人の知的発達の状態を
「言語性」と「動作性」の二つの側面から把握しようとするもので、
その差違もディスクレパンシー(偏り)です。

この特徴を自然学園ではより具体的に
学習面と行動面の特徴として表わすために
普段からのかかわりの中で客観視した事項を
行動支援チェックリスト、
学習到達度チェックリストにまとめさせていただいています。
その支援リストを3か月ごとにチェックし、
その変化を比較し支援の効果を確認して、
個々の支援計画の作成に生かしています。
お預かりしたひとりひとりの生徒の実態を把握し
そのニーズを具体的に把握するには欠かせないアセスメントの材料になっているのです。

(次回へ続く)
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アセスメントについて
日本では特別支援教育を導入するための実態調査が始まったのは、
2001年と21世紀になってからです。
それは当時から取りざたされていた学習障害(LD)など、
発達障害の診断名を明確にして、
疑いのある子ども達を障害別にグルーピングする試みではなく、
通常学級に在籍する子供たちの
つまずきの実態を把握して、
ニーズに対する教育サービスの提供を
具体的に実現するための取り組みでした。
将来の特別支援教育導入のための第一歩がこの時から始まったわけです。
欧米に比べて非常に遅い歩みではありますが、
日本の特別支援教育としては歴史的な取り組みであったわけです。

(次回へ続く)


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歴史的第一歩
2月2日(木)にさいたま市教育委員会学校教育部2課の主催で
「さいたま市立小中学校の児童生徒が民間施設等との連絡会」が
さいたま市教育研究所で行われた。

参加者はさいたま市内の小・中学校生を預かるフリースクールの代表者と
現在フリースクールに通学している生徒が在籍している
さいたま市の小中学校長および指導主事の先生方が参加して、
現在不登校を継続している子供たちの対策を行政、
公立学校、民間教育団体(フリースクール、塾等)が
連携し対応することを趣旨としている。

司会を務めていた教育部の先生もお話しされていた通り
歴史的な第一歩として足跡が残る取り組みである。
教育委員会が率先して第一歩を踏み出したかといえば、
むしろ特別支援教育が採択され子どもたちの教育ニーズに
学校教育が対応せざる得なくなった結果であろう。

理由はともあれ、
特別支援教育とは
その子どもたちが関わる学校、家庭、地域、民間教育機関が
共通した理解のなかで
支援をすすめていくことが何よりも重要なことであるならば、
このような連絡会が開かれたことは非常に好ましいことだと思う。


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