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自然学園 学園ブログ
学園長コラム ~可能性の扉~②
 以上のことから、発達障害を整理してみると、
自閉症スペクトラム障害、ADHD(注意欠陥多動性障害)、
ディスレクシアや算数障害を含むLD(学習障害)、
その他の周辺群としてトゥレット症候群、表出言語遅滞、
発達協調性運動障害などがあり、
発達障害の種類として考えられています。
 臨床的には自閉症スペクトラム障害とADHDの両方が認められ、
社会生活の困難に結び付いている場面によく遭遇します。
表出言語遅滞は、高機能自閉症と重なり合う部分が
多いことで知られています。発達協調性運動障害は
高機能自閉症でしばしばみられる傾向があります。
しかしながら、現時点では、両方の症状が認められても、
診断としてはどちらか一方とされています。
 

では、このような分類のなかで、
どこまでが発達障害と考えればよいのでしょうか。
筆者は、障害を抱えた人を3つに分けて考えています。
言葉が話せず、このままでは、
将来にわたって生活していくことが難しいだろう、
という場合をコア群と見ます。
 次に、自閉症の症状によって、
社会的な困難さは抱えているけれども、
適切なサポートがあればなんとかやっていける群を、
グレーゾーン群と言います。さらに、カテゴリー群とは、
ほぼサポートなしで小学校の通常学級に在籍し、
学校生活を送っているような場合を指します。

 
カナー型の自閉症で、
4歳未満に療育や対応を開始した場合、
6歳未満の時点で、2語文以上の表出言語がある子どもは、
文字表出ができるようになる可能性は、
作者の外来で約70%であったと述べられています。
 

 ここでは、適切な時期に開始する療育が、
いかに効果的であるかということが書かれています。
適切な療育次第では、
コア群の自閉症の子どもたちが言語を獲得して、
グレーゾーン群に移行している事例や、
グレーゾーン群の自閉症の子どもたちがサポートなしで、
通常学級での学校生活をおくれるようになった事例も多く認められ、
いかに適切な療育が大切なのかが説明されています。

 
 このことは、的確なアセスメントにもとづいた支援が、
いかに効果的なのかを非常にわかりやすく説明している文章です。

【9月23日(月・祝)の「自然学園 定期講演会」について】
9月23日(月・祝)に行われる「自然学園 定期講演会」ですが、
本日[9月20日(金)]をもちまして定員を超えましたので、
募集を締め切らせていただきます。


次回の定期講演会は12月頃を予定しておりますので、
またのご参加をお待ちしております。
詳細は後日告知いたします。


たくさんのお申し込みありがとうございました。

学園長コラム ~可能性の扉~①
 アメリカの精神医学界における診断書DSM-Ⅳの
10年ぶりの改定が行われ、DSM-5が5月に刊行されました。
現在日本語訳の作業が進行中で、
12月もしくはそれ以降に発表される予定であるとのことです。
DSM-5の主な改定点として、
自閉症についての概念定義が変更したことが挙げられます。


 ここで、「自閉症スペクトラム障害―療育と対応を考える」
(岩波新書 平岩幹夫著)を引用して、
DSM-5の自閉症についての変更点を紹介させていただきます。


 新しい基準では、知的なつまずきが伴い、
言葉が話せない自閉症をカナー型、
アスペルガー症候群や広汎性発達障害などを、高機能自閉症と診断します。
認知機能や感覚機能などに特殊な才能を持つものの、
コミュニケーション能力などに著しい障害を抱えて、
社会生活上困難が見られるサバン症候群もこのグループに入ります。


 そして、カナー型自閉症も高機能自閉症も、
自閉症の社会不適応性を伴う障害です。
コミュニケーションのつまずき、興味の偏り、
こだわりという3つの障害は、個人差があるものの、
共通して見られるものです。
そのため、カナー型と高機能自閉症を2つに分けるのであれば、
その主な要因は、知的な能力の違いということになります。
 
 さらに、カナー型自閉症と高機能自閉症、
および非定型自閉症のような、
その他の自閉症を合わせて自閉症スペクトラム障害と分類されます。

「久しぶりの笑顔」
9月2日(月)に始業式を行い、
約1か月間の夏休みを経て登校した生徒たちですが、
高2Bの生徒たち全員が元気な笑顔を見せてくれ大変安心しました。

3日(火)から通常授業となり夏休みの過ごした時間との差で
生活のリズムを戻すことにやっとのようですが、
前期試験に向けて各自頑張っているようです。
夏休み前の生徒たちの表情と比較すると少し大人びた表情へと変わり、
夏休み中の学校見学や職業体験などの経験により
「自分の進路」というものを少しずつ考え始めているように感じました。

高2生は進路に向けてこれから本格的になってきます。
生徒一人ひとりの得意な部分をのばし、一つでも多くの良いところを見つけ、
生徒それぞれの将来への道を歩めるようサポートしていきたいと思っています。
                        
                           高2-B担任 F

2学期の始業式を迎えました
9月2日(月)に、小学部・中学部・
高等部・大学部で始業式を行いました。

夏休みも終わり、新たに2学期を迎え
少し緊張した面持ちで、式に参加していまいた。

LHRでは、夏休みの思い出話で盛り上がったり、
新入生の紹介をするなど、久しぶりの学校生生活を
楽しんでいる様子でした。
教室内の清掃も行い、きれいになった教室で
新たな学校生活をスタートしていきます。


IMG_2088.JPG

高等部1・2年生と大学部では9月9日(月)から9月13日(金)まで
前期試験期間となります。
直前になって慌てて学習を始めないためにも、
計画を立て、余裕をもった学習を進めていきましょう。

進路担当 S

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 139 | 140 | 141 | 142 | 143 | 144 | 145 | 146 | 147 | 148